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HOME > 研究・実践事業 > 平成30年度(2018年度)> (主催事業)高齢社会支援を考える〜最後まで地域で元気に暮らすためにpart6〜

研究・実践事業


高齢社会支援を考える〜最後まで地域で元気に暮らすためにpart6〜


開催日時:平成31年2月18日(月) 13:00~15:00
開催会場:聖徳大学生涯学習社会貢献センター(10号館)14階

開 催 内 容


1、参加費
無料(事前申し込み不要)

2、会場
聖徳大学生涯学習社会貢献センター(10号館)14階(千葉県松戸市松戸116ー9)

3、主催
聖徳大学生涯学習研究所

4、講師
・北見 万幸(かずゆき)
横須賀市役所 福祉部 次長、横須賀市役所 自立支援担当 課長

5、コーディネーター
・長江 曜子
聖徳大学 児童学部児童学科 教授、聖徳大学 生涯学習研究所 所長

6、内容
日本社会は今、人口減少と高齢者の増加が同時にやってきています。松戸市を中心とした千葉県東葛地域に視点をあててみても、65歳以上の高齢者の割合は、約25%と高い数値になっています。つまり、東葛地域に住む4人に1人が高齢者であり、今後も高齢者人口がますます増加することが予想されています。
今回の課題別研究会では、「高齢者が最後まで地域で元気に暮らす」をキーワードに、横須賀市役所で経済的に余裕のない高齢者を対象に死後の手続きなどを支援する「エンディングプラン・サポート事業」をしている北見万幸さんをお招きし、高齢者支援の現状と課題や解決策についてお話いただきます。

実 施 報 告

聖徳大学生涯学習研究所主催で、「高齢社会支援を考える ~最後まで地域で元気に暮らすためにpart.6~-横須賀市のエンディングサポート事業に学ぶ-」が開催しました。
平成31年2月18日(月)13時より、聖徳大学10号館14階は、熱気に包まれました。参加者は30名。少子・超高齢化社会の問題を浮き彫りにした課題別研究会のテーマのためでした。
 当初予定していた横須賀市役所生活福祉部福祉課長 北見万幸氏に代わり、毎日新聞社編集委員の滝野隆浩氏が報告してくださいました。
 中核都市であり、高齢化率が高い、それを支えるかつてベッドタウンであった横須賀市。現在は子育て終了の高齢の両親、もしくは取り残された一人生活の方々が、最後の死という不安に悩まされている現状です。子どもや身内に話せない終活の事情がある方々は、決して特殊な事ではありません。北見さんが、ES事業(エンディングサポート)を立ち上げるとともに、「わたしの終活登録」という自主的に選択できる登録内容を市が預かる画期的な事業が、たった7万円の予算で行われている事実を知り、市長のやる気とアナログの大切さを学ぶことが出来た研究会でした。

(長江曜子 記)