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HOME > 研究・実践事業 > 平成30年度(2018年度)> (主催事業)聖徳大学生涯学習フォーラム

研究・実践事業


聖徳大学生涯学習フォーラム


開催日時:平成31年3月17日(日) 
第1部13:00~14:50
第2部15:00~16:00
開催会場:聖徳大学生涯学習社会貢献センター(10号館)12階

開 催 内 容

1、参加費
無料(事前申し込み不要)

2、会場
聖徳大学生涯学習社会貢献センター(10号館)12階(千葉県松戸市松戸1169)

3、主催
聖徳大学生涯学習研究所

4、内容
第1部 「大学における生涯学習の未来を考える」
松下 倶子 氏
聖徳大学 元教授
学校法人恵泉女学園 前学園長
聖徳大学オープン・アカデミー 元校長

長江 曜子
聖徳大学生涯学習研究所 所長
聖徳大学児童学部児童学科 教授
聖徳大学オープン・アカデミー 校長

神谷 明宏
聖徳大学児童学部児童学科 准教授
聖徳大学生涯学習研究所 研究員

西村 美東士 氏
東京都板橋区社会教育指導員
聖徳大学 兼任講師

コーディネーター
有川 かおり
聖徳大学生涯学習研究所 助手

発表学生
渋谷 澪那(児童学部児童学科 小学校教員養成コース4年)
小野佳奈恵(児童学部児童学科 幼稚園教員養成コース4年)
川上眞喜乃(児童学部児童学科 小学校教員養成コース3年)
倉辻 香里(児童学部児童学科 小学校教員養成コース3年)

 前半は、本研究所創設時の主要メンバーであった、西村氏、神谷より各々の視点から過去の研究・実践を振り返り、問題提起をしていただきます。その上で、長江所長より、現在の本学における生涯学習の取り組みについて報告し、「アートパーク」「ジュニア夢カレッジ」に参画した学生よる事例発表を行います。
 後半は、松下氏のまとめを契機として、フロアと共に、大学における生涯学習の未来について考えていきます。

第2部 「情報交換会」

茶菓を交えた情報交換会を実施します。
ぜひお越しください!

実 施 報 告

第20回聖徳大学生涯学習フォーラム「大学における生涯学習の未来を考える」
~おかげ様で20年、地域に根ざした生涯学習研究所へ!~

 去る3月17日(日)13:00より聖徳大学社会貢献センター(聖徳大学10号館)12階で、第20回聖徳大学生涯学習フォーラムが開催されました。
 第一部のシンポジウムの前半では、研究員の本学児童学部准教授の神谷明宏先生から、地域まつどの歴史と文化を取材し、「水とみどりの回廊マップ」(全6シリーズ)の学生の参画や地域の方々との交流を通して「生涯学習」実践例を発表していただきました。松戸市長賞も受賞した力作です。
 聖徳大学兼任講師・板橋区社会教育指導員である西村美東士先生からは、生涯学習研究所が主体となって研究した「連鎖的参画による子育てのまちづくりに関する開発的研究」と、課題別研究会で取り組んだ学校から社会人への移行をスムーズにするための社会教育の在り方等を発表していただきました。ここでもキーワードは「連携」と「つながり」でした。
 所長の長江からは、10号館がSOAや生涯学習研究所の研究拠点としての役割と、その成長・発展に寄与した原点は、大学が地域に根ざした生涯学習の実践にSOAは26年前、生涯学習研究所は、20年前といち早く取り組んだ歴史であり、また課題は、その担い手の育成であることを指摘しました。
 学生の発表は、「アートパーク」に参画した4年生澁谷澪那さん(現小学校教員)小野佳奈恵さん(現公立保育士)の大成ゼミコンビの活動報告。「ジュニア夢カレッジ4」の学生リーダーを務めた3年生川上眞喜乃さんと倉辻香里さんの二人からは、企画・運営・協力者の社会人との交流から、いかに自分たちが成長したかの振り返りを、元気に発表。生涯学習研究所助手(現講師)有川かおり先生のコーディネートのもと、会場から多くの質問も出ました。
 講評は、聖徳大学元教授・学校法人恵泉学園前学長・SOA元校長松下俱子先生から、聖徳の生涯学習の取り組みが、日本でも先駆的であり、SOAも地域で必要とされ発展してきた点、今後も地域との連携を大切に大学が地域に根ざして、地域課題に取り組む必要性を指摘されました。川並弘昭先生が「女性ならではの人間性を備えた、リーダーの育成」を重視されていたことを紹介され、「人材育成」の場としての生涯学習研究所への期待を語って下さいました。
 第二部の情報交換会では、学長補佐研究担当の関先生をはじめとする先生方、地域NPOで活躍されている方々、現役の小学校教員や社会教育主事として頑張っている卒業生で盛り上がりました。
 成人式を迎えた生涯学習研究所は、今後も歩みを進めてまいります。どうぞよろしくお願い致します。(所長長江曜子)